ヤニ取り

当院ではがんこな着色ステイン)・茶渋ヤニも特殊なパウダーと圧縮空気を使って歯に優しくきれいに取るヤニ取りを行っています。

ヤニ取りの手順について

1.術前の状態です。前回、スケーリング(歯石取り)・歯面清掃を行いましたが、それでも頑固に付着した着色がたくさんついています。

2.圧縮空気と水を混ぜて特殊なパウダーを吹き付ける器具を用いてヤニ取りを行います。

この際、口腔外バキュームを使用して飛び散ったパウダーも吸い取るので、ほとんど衣服が汚れません。

3.表面の荒れをアパタイトコートして滑らかにし、色素や歯垢の再付着を防止します。


4.術後の状態です。歯や歯肉をほとんど傷つけることなく色素が取れました。

ヤニ取りの注意点

このヤニ取りは保険適応ではございません。治療費につきましては料金表のページをご参照ください。

  • 歯石取りと同日の処置は歯肉を傷つける可能性があるため必ず日を分けております。
  • 通常の歯石取りでヤニ取りは行っておりません。仮に歯石取りでヤニ取りをしてしまうと、歯の表面のエナメル質に多大なダメージを与えてしまいます。
  • 歯周病の状態が悪い方は、パウダーによって歯肉を損傷させる可能性があるため、歯周病の状態が改善してから行っております。

保険診療の歯石取り・クリーニングによるヤニ取りの危険性

ヤニ取りによる歯へのダメージ
ヤニ取りによる歯へのダメージ

よくヤニ取りのために保険診療で3カ月に1回、歯科医院でクリーニングを受けておられるということを多くの方からよく耳にします。

しかし保険診療で行われるものは歯石取りと機械的歯面清掃です。

歯石取りに最もよく用いられる器具は超音波スケーラーですが、この器具はあくまで歯石を取るための道具であって、ヤニや着色を取るための道具ではありません。

また機械的歯面清掃はあくまでブラッシングで除去が困難な歯垢(プラーク・バイオフィルム)を除去するために歯の表面を傷つけない程度のマイルドな研磨剤で行います。

しかしこれらの処置でヤニ取りを行ってしまうと歯の表面は削り取られ、細かな亀裂(クラック)も入ってしまい、虫歯になりやすくなってしまいます。また表面は非常に粗造となってしまうため、ますますヤニがつきやすくなってしまいます。

そこで当院ではなるべくデリケートな歯の表面を傷つけることなくヤニ取りを行い、処置後にはヤニが再付着しにくいようにアパタイトコートも行っております。