部分矯正(MTM)

部分矯正は動かす歯が1~2本程度に限定して矯正治療を行う方法です。  一般的な矯正治療は非常に多くの歯を動かすため、数年の治療期間とほとんどの歯に不快な矯正装置をつけるところですが、部分矯正では一般的に短い治療期間で不快な矯正装置もコンパクトに収まります。

部分矯正の適応

前歯の軽度な審美障害

目立つ前歯のちょっとした隙っ歯やねじれなどは、部分矯正で手軽に改善できる場合があります。ブラケットを使い厳密に仕上げる方法以外に、お手軽にマウスピースで行う方法もあります。

正中離開の改善
正中離開症例1
正中離開症例1
正中離開症例2
正中離開症例2

※ ただし軽度な審美障害であっても多数の歯を動かす必要がある場合、一般矯正の適応になります。

傾斜した歯の延命・有効活用

傾斜したままの歯は、汚れが溜まりやすく歯に無理な力もかかってしまうため、虫歯や歯周病などにとてもなりやすいです。また失った歯を補うための支えとして使う場合も、傾斜したままでは用途も限られ長持ちしません。そこで傾斜した歯をまっすぐにすると、その歯が長持ちするだけでなく失った歯を補う治療の幅も広げることができます。

ブリッジアップライト・アップライト症例

インプラント矯正

歯を動かすためには支えとなどものが必要です。

 

一般的には動かさない歯を支えにして矯正を行いますが、その結果動かしたくない歯までどうしても動いてしまいます。

 

そのような場合、矯正用インプラントを使うことで必要な歯のみ動かすことが可能となります。

 

このような特徴から、矯正用インプラント一般矯正より部分矯正にとってとても相性のいい治療法です。

 

矯正用インプラント一般的なインプラントと違い、非常に簡単な処置で植えることができます。 また外す際も、ほとんど傷みが無く麻酔を必要としませんのでご安心ください。

従来の矯正装置とインプラント矯正

*矯正用インプラントは一般的なインプラントと違い、非常に簡単な処置で植えることができます。 また外す際も、ほとんど傷みが無く麻酔も必要としませんのでご安心ください。

部分矯正の注意点

  • 叢生(乱くい歯)は歯が並ぶスペース不足によるもののため、部分矯正ではスペースの融通がつけられることが無く、一般的なマルチブラケットが必要にことが大半です。
  • 上顎前突(出っ歯)や反対咬合(受け口)などの多くは骨格的な問題があるため、部分矯正は適応外になります。
  • 部分的な矯正では上下の咬み合わせを整えることが出来ないため、咬み合わせの不調和による後戻りが生じやすいです。