自家歯牙移植

自家歯牙移植とは
自家歯牙移植1

保存不可能な歯を抜歯するときに、親知らずのような不要な歯をドナーとして同時に抜歯して移植する方法です。

インプラントなどの人工物と異なりもともと自分の歯ですので非常に安心です。

埋まっている親知らずを移植する場合 実際の症例

治療前のレントゲンの様子

自家歯牙移植2

上のレントゲン画像を拡大したものです。

画像左側の埋まっている親知らずを空いている部分へ移植します。

 

治療経過

自家歯牙移植3

移植した親知らずを歯根が感染しないよう根管治療を行います。

治療完了!

自家歯牙移植4

親知らずが自分の歯として機能していることがおわかり頂けると思います。

人工物と異なりもともと自分の歯ですので非常に安心です!

 

  • インプラントと違い移植する骨の穴と移植歯との形が合わないため、その程度によって大きく予後を左右します。
  • 多くの場合、10年以内で移植歯がぐらついて保存不可能になります。
  • あくまでインプラントや入れ歯治療への繋ぎだとお考えください。
  • ケースによっては保険適応外の場合もあります。