プラスの言葉がけ

こんにちは、歯科衛生士の佐々木です。GWもあっという間に終わりましたね。

皆さんはどんな休日を過ごされましたでしょうか?

私は、花粉症も終焉を迎え、自転車の風が心地よくなってきました!

 

 

さて、新学期も1ヶ月を過ぎ、保育園や小学校での健康診断が始まる頃ですね。

 

歯科健診の結果、紙を持って来られるお子様の中には、歯医者さんは初めて

というケースもあるかと思いますが、お子様が嫌がって泣いたり暴れたり

するんじゃないかとご心配されているお父さんお母さんへ、

ご来院前のお願いがあります。

 

 

 

虫歯があったとしても、進行止めのお薬を塗るだけで様子をみる場合もありますが、

「何もしない・見てもらうだけ・痛くないから」では、実際の処置とのギャップがあれば

子どもは拒否反応を示すことがあります。

絶対にウソを言って連れてこないようお願いします。

器具をお口の中に入れて歯を診るという行為だけでも、初めてのお子様にとっては

何もしないことにはなりません‥(>_<)

 

 

「泣いたら注射されるよ!」

「ちゃんとできなかったら歯を抜かれるよ!」

先生に怒られるよ、などのマイナスな言葉ではなく、

 

「歯医者さんで虫歯バイキンをやっつけてもらおうね」

「どんなことをしてもらうかは先生に聞いてみようね」と

歯科のイメージがマイナスにならないようにお話しください(*^^*)

 

 

また、診療室でも私は

「お口を開けないからしんどいんだよ」

「終わらないと帰れないよ」

「できるまでママは来てくれないよ」などの

マイナスの言葉がけをしないように心がけています。

 

同じ内容でも

「お口開けていれば楽だよ」

「このお薬塗ったらすぐ帰れるよ」

「できたらママがお迎えに来てくれるよ」というように

少し変換してプラスの言葉がけをするようにしています!

甘やかすということではなく、その方が子どもの心に響くのです(*^-^*)

 

最後に、泣きながら必死で耐えているお子様へ、必ず掛ける言葉があります。

それは「さすが○○!」という言葉です。

続く言葉はなんでもいいのです。

 

「さすがお兄ちゃん」

「さすがお姉ちゃん」

一人っ子でも、「さすが○歳さん(年長さん・年中さんなど)」

「さすがカッコいい髪形‥()」などなど。

 

そして、処置が終わったら「できたね!」と思いっきり褒めてあげて、

次からの自信につながるようなプラスの言葉がけをしてあげて下さいね!