災害時の口腔ケア

こんにちは、歯科衛生士の橋本です。

食べ物がおいしい季節となりましたね♪

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は災害時の口腔ケアについてお話しいたします!

災害に備えて、防災用のバックを用意されていますか?



防災用品チェック!!

懐中電灯 □携帯ラジオ □充電器 □マスク 

食料(レトルト食品など) □ポリ袋 □常服薬 

ウェットティッシュ(ティシュペーパー) 

歯ブラシ消臭、抗菌剤 □紙コップ 

飲料水などなど

意外と忘れがちなのが歯ブラシです!     

避難所では、口腔ケアは、あとまわしになりがちです。

お口の中を不潔にしていると細菌が増え,むし歯歯周病

風邪、インフルエンザにかかりやすくなります。

特に高齢者は、不規則な生活になり栄養状態が悪化、免疫力が

落ちる事で誤嚥性肺炎を引き起こしやすくします。


〈災害時の口腔ケア〉

   30mlのお水をコップに準備します。

   水で湿らせた歯ブラシで歯みがきします。

   歯ブラシが汚れてきたら、ティシュペーパー

(ウェットティッシュ)で汚れを拭き取る。これを繰り返す。

   コップの水を10mlずつ口に含みすすぐ。一気に含まず2~3回に分けてすすぐほうがきれいになる。

歯ブラシがない場合ハンカチなどを指に巻いて

 歯や 粘膜の汚れを拭とる。

入れ歯を使用している場合少なくとも11回は

  入れ歯を外して洗い(拭き)ましょう。

日頃からむし歯歯周病を放置されていると災害時には、さらに

悪化しやすくなります。むし歯、歯周病の気になる方は、万一に

備えてきちんと治療しておきましょう。