こんにちは、歯科衛生士の佐々木です。
全国的に記録的な猛暑続きですが、皆さまの体調はいかがでしょうか。
当院では、早朝からエアコンをフル稼働させていますが、夜間に熱された診療室が冷えるのにとても時間がかかります。
また、室内の場所によっては冷えすぎていることもあるかと思いま
すので、その際はご遠慮なくお声かけください(*^-^*)
さて、この猛暑から身体を守る対策を考えるうえで、知っておきたい大事なポイントを挙げましたので参考にしてみてください。
≪熱中症を引き起こす3つの条件≫
環境 室内や日陰でも、高温多湿・無風状態では熱中症の危険が高まります。
からだ 激しい労働や運動により体内に生じる熱や、暑さに対応できない体。
また、高齢者や乳幼児・肥満の方、糖尿病などの疾患、寝不足などの体調不良など。
行動 長時間の屋外作業、激しい筋肉運動、慣れない運動、水分補給できない状況など。
これら3つの要因によって、熱中症が引き起こされていきます。
≪対策として≫
室内でも温度や湿度を測る 特に高齢者は体温の調整機能が落ちてくるため暑さを自覚しにくく、体の熱を逃がす反応も遅れがちです。子どもも体が未熟なため調整機能は低いです。
水分を摂る これも高齢者は、体内水分量が減っているため脱水症状になりやすく、また脱水を感じにくく給水が遅れがちになります。水分量や時間を決めて摂ったり、水分を多く含む野菜など食事でも工夫してみましょう。利尿作用のあるお茶類ではなく、体にしっかりたまるお水や経口補水液がおススメです!
意外に入浴中や睡眠中も脱水しやすいので注意が必要です。
外出時の配慮 日傘や帽子、服装の工夫、休憩など意識しましょう。地面から近いベビーカーは高温になりますので要注意です。
周りの目 子どもや高齢者が気づきにくい分、周りの人が気にかけてあげてください。特に高齢者は気を使って我慢してしまう傾向があります。また、子どもの車内置き去りは短時間でも絶対にやめてください!
環境省 熱中症予防情報サイトより
http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php
一般財団法人日本気象協会サイトより
https://www.netsuzero.jp/learning
以上、少しでもご参考になればと思います。
みんなで猛暑をのり切りましょう!