歯科技工士について

こんにちは!

歯科技工士の菅原です。

 

インフルエンザが流行り始めていますね。皆様手洗いうがいをしてしっかり予防しましょう!

 

さて皆様は歯科技工士がどのような仕事をするかご存知でしょうか。

歯科技工士は歯科医師の指示のもと詰め物やかぶせ物、義歯、矯正装置などの製作、義歯の修理などを行っております。

 

実はその歯科技工士が絶滅の危機にさらされています。

今やどの業界も少子高齢化で人手不足が問題となっておりますが、歯科技工士も例外ではありません。

最新データでは歯科技工士の約半数が50歳以上という現実。それに加え少子化で養成所の生徒数も激減し、次々と閉校に追い込まれております。

近年では歯科技工の機械化が進み2014年よりCAD/CAM冠が保険適用になるなど一つ一つ全て手作業で行われているものなども将来的には機械で製作されたものが主流になっていく事と思います。

ですが、人の微妙な感覚やきめ細やかな感覚などは機械では難しいところです。

これからは患者さん、更に歯科医師の要望に柔軟に対応できる技工士が求められていきます。

 

日本歯科医師会の8020運動記念事業として歯科技工士を主人公とした映画「笑顔の向こうに」が2月に全国のイオンシネマにて公開されます。歯科の仕事をより多くの方々に知ってもらい、歯科技工士、歯科衛生士を目指す若者が増えるきっかけになれば良いなと思います!

ご興味のある方ぜひ映画館へ足を運んでみてください!