喫煙の知られざる害

 

こんにちは、歯科衛生士の佐々木です。

スッキリしない冬のお天気が続いていますが、体調管理はいかがですか?

 当院の年内の診療は本日を含めあと3日となりました。

ご予約は埋まっていても、歯の急な痛みやトラブルがございましたらできる範囲で対応させて頂きますので、お早めにご連絡ください。

 

さて、今回は喫煙者にはとても耳が痛い内容ですが、喫煙と歯周病のお話です。

たばこには4000種類の化学物質が含まれており、そのうちダイオキシンやヒ素、カドミウム、ホルマリンなどの有害物質が250種類以上含まれていますが、身体に悪いことを承知の上で、禁煙できないという方が多いですね。

ところが身体に悪いことは知っていても、歯周病に大きな悪影響があるということはご存じでない方が多いのです…

 

当院では日頃の診療で喫煙者の方にはお伝えしていますが、ニコチンの影響で血流が悪くなり、免疫力が低下することで歯周病が悪化しやすく、また歯周病治療を行っても改善しにくくなってしまいます。

 

逆に、禁煙すると23日後にはニコチンが抜けていき気管支が広がって呼吸が楽になり、25年もすれば歯肉の状態も非喫煙者と同じくらいに回復します。

 

もちろん歯石取りなどの処置も重要ですが、歯周病改善の近道は「禁煙」なのです!


 

以前、目にした日本対がん協会のポスターです。

 

「タバコ1本で 寿命は530秒縮む」らしいですよ゚Д゚)

大事なご家族のためにも、新年から禁煙!チャレンジしてみませんか?