受動喫煙

こんにちは、歯科衛生士の橋本です。今年も早いもので、あと1ヶ月で終わりですね。今年は1度も風邪をひかなかったのであと1ヶ月風邪をひかないようにしっかり体調管理していきたいです(*^^*)

今回は、受動喫煙についてです。最近、リモートでご自宅でお仕事をされている方の喫煙が以前より増加しているようです。ご自宅だと会社よりも吸いやすいということもあるようですね。

 たばこを吸わない人が知らないうちに煙草の煙を吸っていることを「受動喫煙」といいます。煙草の有害物質は煙に多く含まれているため喫煙している人の近くにいると健康を害する危険度が高くなります。副流煙はフィルターを通っていないため有害物質がそのまま漂うので主流煙よりも2~4倍多く含まれています。

喫煙者の妻は肺がんリスクが高く喫煙していない人の妻の約2倍です。

 

 


子どもが喘息になる危険性は喫煙しない人の子どもの約2.5倍です。


禁煙すると次のような効果があらわれます。 

禁煙20分後

血圧、脈拍が正常、血行がよくなる

8時間後

血中酸素濃度が正常

48時間後

体内のニコチン濃度がゼロ

72時間後

呼吸が楽になる

2~12週間後

体全体の血液の流れがよくなる

3~9か月後

肺の機能が少しよくなり、せき、息苦しさ、喘息改善

10年後

肺がんになるリスクが喫煙者の約半分に低下

 

禁煙外来のある病院で治療されると成功率が高いようです。

ご自身、ご家族のために禁煙してみませんか。