食品中のフッ化物について

初めまして。こんにちは。歯科衛生士の高田です。

11月ももう終わりますね。やっと冬らしくなり温かいご飯がおいしい時期になってきましたね。

 

さて今回は、食品中に含まれるフッ化物についてお話します。フッ化物は皆様も知っているように虫歯予防に有効ですが、実は自然環境に比較的多く存在しているのです。

・沼や川の水→0.05~0.2ppm

・井戸水→0.1~1.0ppm

・海水→1.3ppm

 

さらに私たちが日常的に口にしている食品中にもフッ化物が含まれています。

・普通の水道水→0.1ppm

・穀物、イモ類→0.1~2.0ppm

・野菜、果実類→0.1~1.0ppm

・肉類→0.3~2.0ppm

・魚介類→1.0~1.5ppm

・味噌→3.0~10.0ppm

・お茶→0.5~2.0ppm  等など

 

このようにあらゆる食品・飲料にフッ化物が含まれていますが、これらの食品を食べているだけでは虫歯予防には不十分です。そのため、毎日の歯磨きでフッ素入り歯磨剤を使用しましょう!

日本の歯磨剤に含まれるフッ化物イオン濃度の上限は1.500ppmで市販されている歯磨剤の90%はフッ化物が配合されています。(子供用には950ppm、500ppm、100ppmが販売されています。)

 

普段の歯磨きで使用する歯磨剤もフッ化物が入っているものを選び、虫歯予防に努めましょう♪