お口と冷え性について

こんにちは!歯科衛生士の太田です!

明けましておめでとうございます!今年も林歯科診療所をよろしくお願いいたします!

 

上の写真は今年のスタッフの書初めで、1年間の目標を漢字一文字で表しております!

この目標に近づけるようにより精進してまいります!

 

さて、今回はからだが冷える、いわゆる″冷え性についてお話しいたします。

冷え性は女性特有の症状だと思われがちですが、実は男性にも冷え性の方が多くいます。その原因は、ホルモンバランスの乱れなどの内的要因からストレスなどの外的要因までさまざまです。

服装や食べ物などに気を使っているのになかなか冷えが改善しないとお悩みの方は″よく噛むという行為を試してみて下さい。

 

【噛むことと体温の関係】

現代人は昔に比べて噛む回数が減ってきています。戦前と比べると半分以下だと言われています。一方、日本人の体温はここ60年ぐらいの間に1℃以上下がっています。つまり、噛む回数が減るにつれ体温が下がっているということになります。

 

【噛むことで内臓脂肪が燃え、体温が上昇】

噛むことで刺激される咀嚼中枢は、交感神経を刺激して内臓脂肪を燃焼させ、身体に熱を生み出します。寒いと歯がガチガチ鳴るのも咬筋を刺激し体温を上げようとしているからです。

 

 

よく噛むと唾液が増え、それによりストレスを感じたときに分泌される物質の濃度が薄まり、ストレス解消効果があります。加えて満腹中枢が刺激されることによって、過食を防ぐダイエット効果もあり、まさに一石二鳥の健康法と言えます!

※ここで言う噛むことは硬い物を噛むのではなく、咀嚼で食べ物を細かく砕くことを意味しています。